トップ幹部育成セミナー11: 100年後には世の中がどう変わっているかなど
テーマ
- 100年後には世の中がどう変わっているか
- 企業の情報漏洩とビジネス拡大に向けて
100年後には世の中がどう変わっているか
今から100年後の世の中はどの様に変化し、私たちの生活はどうかわっているか??
私たちが今後のビジネスをしていく中で、いかに社会の変化に順応し新しい物を創造して行かなければならないかと言う中でこの様な議題が出ました。
それを考える上で講師から「20世紀の予言」と言う資料が配布されました。
内容は、1901年1月に発行された「報知新聞」に100年後には世の中がどう変わっているかと言う、予想記事です。
1901年と言うのは今から113年前の明治37年、江戸時代が終わってまだ40年弱の時代です。
どんな予想が掲載されていたか、その一部を簡単に紹介させて頂きます。
- 遠距離写真
東京の新聞記者は編集局にいて、電気力により欧州の写真を得る事ができ、
しかもその写真は天然色(カラー)である。 - 空中船
空中に軍艦漂い、空中が戦場になる。 - 暑寒を知らず
新機器発明され、暑寒を調和する適宜の空気を送り出す。 - 買い物便法
写真電話により、遠距離にある品物を鑑定し、且つ売買の契約を整えその品物は地中鉄管を通じて瞬時に入手。
如何でしょうか。100年以上も前の人が何もない状態からこんな予想を立てるのは
とても大きな驚きではないでしょうか。
では、今から100年後はどうなっているのでしょうか?
100年前の予想に負けない様な発想をしたいですね!
どんな未来にしたいかを考え、それを実現する為の物を作ってみたいと思いました。
企業の情報漏洩とビジネス拡大に向けて
「企業の情報漏洩とビジネス拡大に向けて」では、ある企業の情報漏洩を発端とした
IT業界へのマイナス要素を如何にしてビジネス拡大に繋げて行くかを議論しました。
- セキュリティ対策に漏れがあった。
- 管理者による定期的なチェックがされていなかった。
- 第三者機関による社内環境整備と人的モラルの向上が必要。
- 社員教育、セキュリティスキルの向上で他社との差別化を図る必要がある。
- 不祥事は発生するものと考えたビジネスモデルを構築する。
短い時間の中でしたが、ここでは紹介しきれない沢山の意見が交わされました。
講師の方からは、技術だけではなく「人」「モラル」がいかに大事かという事を
考えて欲しい。また、ビジネス拡大に向けては、実現可能な事だけに限って
考えるのではなく報知新聞の記事の様な発想力を持って欲しいと言われました。
どんなピンチの時も発想力でチャンスに変える事が出来る事を学びました。