トップ幹部育成セミナー24:自分の人生のキャリア目標

テーマ

自分の人生のキャリア目標 - キャリア目標をどのように構築するか
ストレスを力に変える教室3 - ストレスは最大の味方

自分の人生のキャリア目標

今回の講義のテーマ1つ目は「自分の人生のキャリア目標」です。
様々な角度から自分のキャリア目標をどのように構築するかについて学習しました。

1.キャリアは、以下のアプローチにより、目に見えるようになる
・道筋  - 方向
・母体  - 行動様式
・職歴  - リーダーとしての主導的責任
・精神構造- 態度、新しい思考概念

2.自分の強みを生かして キャリアを育てることを意識する
・頼りになる相談相手をみつけ、反応を大事にする
・自分の人生の送り方/これからのキャリアの姿を考えてみる
・今の実際の自分自身の像を作ってみる。
(自分にはないものを無理に加えない)

3.自己管理 自分の弱み・悪い習慣を減らすことに集中
・TOO MUCHを望む
・自分の成績を過大評価する
・判断を先送りする
・建設的でなく、破壊的な意見をよく述べる
・NO, BUT, HOWEVERで対話をはじめる

4.21世紀のキーとなるマネジメントの挑戦
・自分自身と部下も「グローバルな関心」を持つ
自己民族中心主義は良くない
・いくつもの大きな集団に、横断的に、信頼性を築く
・さまざまな複雑な環境・状況に取り組む戦略的なマネジメントを複数構築する
・グローバルネットワークにリンクする

5.国際的に成功した幹部ビジネスマンの属性
・融通性のある人物
あいまいさに対する忍耐
・しんぼう強い-頑固さ―我慢強さ、これらをうまくバランスとれる人
・よく話しを聞く/コミュニケ―ション/個人的関係を強める
・民族性・文化の違いに敏感
・起業精神が高い

まとめ
・「これで十分」という発想を乗り越えよう。
自分はいつも成長しているという気持ち
・会社で、自分が成長してきた階段を振り返ってみる。
これまで何を得てきたか、先人の指導・あり方を学ぶべきか、学ばないべきかを判断しよう。

ストレスを力に変える教室3 ストレスは最大の味方

<ストレスは有害だという恐怖の思い込み>
1936年ハンガリーの著名な内分泌学者 セリエが「ストレスとは、外部からの刺激に対する体の反応である」と定義したため、現代人にとっては、「ストレス」は恐怖の対象になった。

1970年代になってセリエは、ストレスには「良いストレス」と「悪いストレス」があると変節。しかし、今では医学界のみならず一般の人たちにも広く浸透してしまっている。

<ストレス反応は最大の味方>
ストレスを感じた時、体内では「コルチゾール」と「アドレナリン」が分泌される
これは、「ストレス反応」と呼ばれる生物学的変化の一部で、状況に対処するために体内で起こる反応。
困難な状況にぶつかったとき、最大の味方になる。

<ストレス反応の3つの効果>
1.困難にうまく対応する
・注意力が高まる
・五感が鋭くなる
・やる気が高まる
・エネルギーが、結集される

2.人とのつながりを強める
・ 向社会的な本能が活性化する
・ 社会的なつながりを求める
・ 人の気持ちに敏感になる
・ 恐怖が弱まり、勇気が湧く

3. 学び、学習する
・ 神経系のバランスが回復する
・ 脳内で経験を再現し、書き換え、再記憶する。
・ 脳が学び、成長するのを助ける